信州の旅*道祖神のある風景

安曇野の至るところで「道祖神」の姿を目にします。
安曇野だけでも約400体の石像道祖神があり、
市町村単位での数は日本一だそうです。

道祖神は村の守り神として、
五穀 豊穣・無病息災・子孫繁栄を祈願し、
村の中心や辻、三叉路に立っています。
その中でも、こちら・・・

1975年4月7日から同年10月4日まで放映された、
NHK連続テレビ小説『水色の時』道祖神は、
ドラマ制作のために作られたものです。
ドラマは、松本市を舞台に、
医大生を目指すヒロイン(大竹しのぶさん)と、
看護婦の母という親子の交流を通して、
家族のあり方を見つめる作品で、とても人気のある、
高視聴率のドラマだったそうです。

独特の微笑みを持つ道祖神には、
深い趣を感じました。
安曇野の素晴らしい風景と
その中にぽつんと佇むその姿が、何とも誇らしげで、
心が和み癒されます。
そして、自分自身もどことなく
優しい気持ちになってきます。
寄り添う二人は、何か言いたそうな、
そんな感じも伝わってきますね・・・

炎天下を忘れて、自分もしばしその場に佇み、
道祖神さんと同じ時を過ごしました。
※「初秋の水色の時道祖神」
安曇野市ホームページより。
微笑ましいお顔の表情がよ~く分かります。
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