ソウル/仁川 ⇒ 成田(JL954)*日本へ帰国

穏やかな仁川空港ですが、
どうやら日本は春の嵐のようです・・・
いつもは、早朝の950便で帰国しますが、
今日は余裕をもって、午後の954便で帰国です。

そして、事前に調べていた通り、
今日は、国内線用機材の「JA8269」。
この機材、国内線の合間に、
時々こうして、ソウル/仁川線に投入されているようです。

国内線用機材は、国際線用機材に比べ、
当然のごとく収納スペースが少ないので、
機内食は大丈夫なのかなぁ・・・と心配になりましたが、
問題なく、カートが前方からやって来ました。
もしかしたら、往路の成田で、
搭乗前に手渡しでお弁当を配られたお蔭で、
復路の分だけ搭載出来たのかもしれません。
(以前、実際に乗られた方からのそのような情報を頂きました。)

JALの方が苦労して出して下さったお弁当。
有難く、そして美味しくいただきました!ご馳走様でした!
年の功とは、本当にすごいもので、
普段、こんなこと滅多にないのですが、
母が隣りに居たお蔭で、
客室乗務員の方から、
「ご旅行はいかがでしたでしょうか?(笑顔)」
と話しかけて下さり、
そこから、しばらく会話が弾みました(笑)
その中で、心配は今日の成田の着陸・・・
とのお話をしていただきました。
そして、間もなく機長さんからのアナウンスが入り、
今朝、成田を出発する際(この日のクルーは成田⇔仁川の往復乗務だそうで)、
強風により、かなりの揺れがあったこと、
そして、現情報で、成田に着陸する航空機が、
次々にゴーアラウンド(詳細は⇒★)をしているとのこと。
以上のことから、
成田着陸の際は、かなりの揺れが予想されるという
アナウンスが入りました。
何度となく飛行機に乗っている自分ですが、
ゴーアラウンドの経験はなく、どれだけの揺れが待っているのかと思うと、
久しぶりに緊張してきました。
そして、
その時はきました。
客室前方の巨大スクリーンには、
着陸する滑走路が見えています。
しかし、
機体がいくらか右斜めを向きながら着陸しているのが分かります。
その瞬間、これがクロスウィンドランディング

(横風着陸)であることが分かりました。
自分にとって、初めての経験です。
小刻みな揺れが感じられますが、
この程度なら、いつもの揺れだなぁと思った瞬間、
飛行機が強風にあおられ、数人の女性が悲鳴をあげています。
しいて、例えを言うなら、強風の日に傘をさしていて、
傘ごと後ろに持っていかれるような感じ!?でしょうか??
前方のスクリーンの滑走路は、真横にひっくり返っていましたから、
相当の揺れだったのでしょう。
しかしながら、
着陸の瞬間までには立て直し、
何事もなかったような見事な着陸!
フナキ機長さん(とてもお若い感じ)、
とても素晴らしい着陸でした

(心の中では、拍手したいくらいの気持ちでした(笑))
こうして、いつも乗客の安全を支えているんですね~
改めて、飛行機が好きになった瞬間でした。


そして、自分はというと、
実は、今週末も訪韓の予定でしたが、
業務多忙の為、出発直前のキャンセルとなってしまいました

飛行機は、また次の旅までお預けですが、
その時までまた頑張って働きます!