2014.4 香港*ダデル・ストリートのガス灯へ

夜までにはもう少し時間がかかりそうな早めの夕方ですが、
すでにこの街は夜が始まっているようです。

どこからともなくポツリポツリと現れ、
どこかのお店に納まっていく・・・

ここは蘭桂坊(ランカイフォン)です。

シンガポールで“命の水”をもらったこちらも健在!!
自分たちも引きずり込まれそうになりながらも、
ぐっと我慢し、今回の香港旅の最終目的地を目指します。


この交差点はどこかで見たことがあります。
映画だったか、それともガイドブックだったか。

たった1日の滞在で、たくさんの予定を詰め込み過ぎて、
ご老体はかなりの疲労を感じていましたが、これが最後と踏ん張ります。

この頃には雨もかなり激しくなってきて、
折りたたみ傘では役に立たないくらいの強さでしたが、
逆に雨音に励まされているような、そんな気持ちになりました。
そして、その甲斐あって、無事に最終目的地に到着しました。

ダデル・ストリートのガス灯

この場所にガス灯が設置された正式な年は不明だそうですが、
100年近い香港の歴史の中で、今でも現役で活躍しているそうです。
毎日、夕方6時から翌朝6時まで、
この場所に灯りをともしているのだそうです。
なんて優しい雰囲気のガス灯なんでしょう!

階段の下にも2ヶ所ガス灯があるの分かりますか?
この場所もこの階段も、そして4本のガス灯も、
みんな優しい雰囲気を持っていて、
まるで我々のゴールで待っていてくれたかのようです。
残念ながら、6時まではあと1時間近くあり、
雨も強いままなので、点燈する姿を見ることは出来ませんでしたが、
最後の最後に優しさに包まれて、とても幸せな気持ちになることが出来ました。
また今度ゆっくり!
心でそう思いながら、その場をあとにしました。
ダデル・ストリートのガス灯 ⇒ ★(香港ナビさんの記事より)