またひとつ歳を重ねる前に思うこと

やっと終わりました。
終わってもまだ気持ちは完全に落ち着いてはいませんが、
とにかく、終わりました。
終わったのは、10月31日。
月が替わる前のちょうど切れ目のよい31日で終わったのも
気持ちを切り替えるには都合が良かったかもしれません。
自分はとある裁判の証人として証言台に立ちました。
それに至るまでの経緯や詳細は、ここでお話することは出来ませんが、
その裁判が10月31日に終わったのです。

夏の終わり、一瞬にして頭の中がリセットされたように真っ白になりました。
それから2ヶ月もの間、自分の生活は変わりました。
自分の人生にまた、今まで経験したことがないことが加わりました。
正直、とても大変な日々ではありましたが、
今回のことで得たことや気づいたことがたくさんありました。
その間、旅を2本予定していましたが、すべてキャンセルしました。
社員旅行もありましたが欠席し、夜飲みに行ったり、友人に会ったり、
そういった娯楽を出来る限り自粛し、そのことだけに集中しました。
そんな中、唯一行ったのが奥日光です。
色んなお誘いを受けた時、その理由を正直に話せなかったのがとても辛かった・・・
今、初めから終わりまでを振り返ってみると、
確かにあんなに辛い思いをしたのに、不思議と今回のことで得たこと、
嬉しかったことの方が鮮明に心に留まっています。
しかし、大変だったこと辛かったことをすっかり忘れてしまったわけではありません。
むしろ、このことをきっちりと受け止め、今後の人生に役立てていかなければなりません。
嬉しかったことを鮮明に覚えているのはきっと、
自分が大変な環境の渦に巻き込まれていたからなのかもしれません。
普段の何気ない何でもないことが、
どれだけ幸せなことなのかということを教えるために、
神様が自分に与えた試練だったのかなぁって思います。
これからは、そんな幸せをしっかり噛みしめながら生きていきたいと思います。

昨日は、小学生の姪っ子がケーキを買って来てくれて、
ちょっと早い誕生日祝いをしてくれました!!
う~ん、大きな幸せ!!
姪っ子が帰りたくないって炬燵に潜ってしまった姿がとても可愛かった。
明後日、自分はまたひとつ歳を重ねます。