遥か金精峠へ

ホテルを出て、最初にやって来たのは湯ノ湖。
まだ9月だというのに、すでに真っ赤な紅葉に驚き!

まだ夏の色が隠せない下界よりも、ここは3歩くらい進んだ感じでしょうか。
自然って本当にすごい!

現に湯ノ湖と山々は、まだ夏そのものだもの・・・
季節が足早に移ろいゆく奥日光の素晴らしい自然を実感しました。

そして、奥日光の最深部、金精峠へ近づいて来ました。

振り返ると、今まで通り過ぎて来た奥日光が眼下に広がります。
いつもここに来ると、まるで人生を振り返っているような気持ちになります。
辛いことも痛いこともすべて試練・・・
そう思えた時に、遥かに自分は強くなれているはず・・・
大自然にはそんな力を感じずにはいられません。

このトンネルを越えたら、向こう側は群馬県。

ここで本当に奥日光とお別れです。
最後に周りの素晴らしい景色を眺めて・・・

移ろいゆく季節とは何て素晴らしいのだろう。
歳を重ねてゆくことは、きっと素晴らしいに違いない。
そう思える、初秋の奥日光の旅でした。