網走
今日のこの記事「網走」は、
8月の上旬に3週間滞在した自分目線の「網走」の風景です。
網走監獄などの観光地の写真は1枚も出てきません。
ご了承の程、何卒宜しくお願い申し上げます。
尚、何気ない自分目線での写真ではございますが、
それでもご覧いただけたら幸いに思います。
では、宜しかったらご覧下さい。

敢えて名前は伏せておきますが、
母が3週間の入院、手術でお世話になったK病院。

病院の前は牧場でした。
いつもお馬さんが追っかけっこして遊んでました。
晴れてると真っ青なオホーツク海の向こうに、
知床半島が一望出来る素晴らしい景色が広がっていました。

あの日、慌てて駆け込んだ病院の受付。
素晴らしい先生に素晴らしいスタッフさん、
病室で同室になった優しい網走のお母さんたち。
大変な状況ではありましたが、
心温まる出会いもありました。

病室に居るのが飽きると、よく散歩にも出かけました。

埼玉には無い風景が新鮮でした。

後半には、レンタカーを借りるのを止めて、
バス通勤もしました。

最初はどうやって乗っていいのかさえ分かりませんでしたが、
病室のお母さんが地図を書いてくれたり、時刻表をくれたり、
色々教えてくれました。

まだ8月上旬だというのに、早くも秋桜が咲いていました。

東京が猛暑だった頃、網走はとても爽やかな風が吹いていました。

そういえば、病室には冷房が付いていませんでした。

ある日、病院を出て、
まるで天使が降りてきそうな輝く夕暮れに出会い、感動。

よくお世話になっていたスーパー。

あれこれ入院に必要なものを買ったお店。

釧路で食べるはずだったザンギが食べたくて、買いました。
ものすごく美味しかった。

雨の日に行った図書館。

網走川沿いを歩いてホテルに帰りました。

毎朝、カーテンを開けると目の前にあった網走駅。

夜は色んなことを考えながらこの景色を見ていました。
病院へ行くために曲がるあの右折の交差点も、
街でたった一軒のマックも、
屋台がたくさん出ていたお盆のお祭りも、
どの網走も、みんな、皆、優しかった。
ありがとう、網走。
次はいつ行けるだろう。