羽田⇒女満別(JL567)*2年振りに北海道へ!!

1月の鹿児島・熊本以来の羽田空港です。

2年振りの北海道です!!

自分にとって、禁断の扉を開けてしまったような心境です。
2年前の北海道での出来事、
それは、結果的に自分を大きく成長させる出来事になったけど、
心のどこかでは、まだちょっとトラウマのようなものが残っていました。
高齢で手術をして足の不自由な母を連れて旅をするなんて、
無謀であることは重々承知していますが、
今回の旅は、母本人が行くと決めたこと。

本人が行くと決めた以上、本人も決死の覚悟であったはずだと思いました。
あと、自分がやることはただひとつ、それに向けて十分な準備をすることだけでした。

まずは、飛行機の手配。
「JALさんのプライオリティ(優先)・ ゲスト」をお願いいたしました。
2年前もそうでしたが、仕事とはいえJALの皆様が本当に嫌な顔ひとつせず対応して下さいました。
宿の手配、北海道でのレンタカーの手配を終え、
移動用に軽量の簡易な車椅子を購入しました。
長距離の移動は、母を車椅子に乗せて移動しました。
いちばん困難だったのは、家(埼玉の奥地)から羽田までの移動。
自家用車で向かえばいいと思っていたので、あまり深く考えていなかったのが誤算。
何が大変だったかって、羽田の駐車場が全然予約できない!!
お盆ということもあって、羽田空港駐車場は愚か、周辺の民間駐車場もどこも満車。
さて、困った。
当日予約なしでも停められるようであるが、
もし満車だったらどうしよう。そこから先の身動きが取れなくなります。
自分ひとりだったら何とか出来ても、
そう、母が一緒なのであります。

2年前の今日(8月13日)とまったく同じ便に搭乗!
とりあえず、地元発のリムジンバスの乗車券を購入。
帰りは、羽田から地元までレンタカーを予約。
でも、母はバスの高いタラップを乗り切りことが出来るだろうか?
もし乗れたとしても、今度は空港ですんなり降車することが出来るだろうか?
考えだしたら、心の中が不安でいっぱいになりました。
予約したあともダメもとで、毎日駐車場の状況をチェックしていました。
と、ある日、目を疑うような光景が!
何と!民間の駐車場に空きが出たのです!!!
手を震わせながら予約。
そして、リムジンバス、レンタカーの予約を無事にキャンセルして、
もう一度、駐車場の空き状況を見たら、何と!もう満車!
そう、自分が予約できたのは、まさしく奇跡だったのです!!!

羽田までの道のりは3時間。前夜はほとんど眠れませんでした。
久しぶりの首都高が怖いのなんのって^^;

美味しいはずのお弁当も、どんな味だったか記憶になく・・・

優先搭乗させていただき、車椅子で機内のドアまで送っていただきました。
JALの皆様には本当に感謝です。

少しでも歩く距離を抑えるために、クラスJの席を予約。
お蔭様で快適な空の旅となりました^^;

羽田を離陸。
飛行機の中だけは、何も考えずに休めました。

東京ディズニーランドが見えます。

母にとっては「あの日」以来の飛行機。さぞかしどんな思いだったことでしょう。

暖かいコーヒーが本当に美味しかった!
そして、夢の中へ・・・

目が覚めると、もう北海道の上空。女満別まであと少し。

雲間から2年振りの北海道の大地が見えてきました。
怖かったけど、
この日をどんなに待ちわびていたでしょうか。

あの、大好きだった能取湖の上空。
女満別空港上空を一旦通過して、旋回して北側からの着陸の様です。

この湖沿いの道を、何度通ったことでしょう。
そして旋回。

旋回した途端、見えてきたのは紛れもなく、
あの夏の3週間を過ごした網走の街です。

新旧の網走の街とオホーツク海、その向こうに広がる知床半島。
2年経った今でも、カーナビなんか無くったって走れる街。
忘れたことなんてありません。
(感無量で泣きそうになりましたが、絶対泣かない!)

網走湖が見えてきて、さぁ、いよいよ着陸です。


女満別空港に着陸。

来ました!北海道!

自分は、感傷に浸ってる場合ではありません。
ここからがまた大変なのですよ。
頑張れ鬼息子(笑)
(地図は、Google mapsさんよりリンクさせていただいております。)