あの日通った網走川沿いの道
JALの職員の方が、飛行機の出口まで車椅子押して迎えに来て下さいました。
母と共に、荷物の受け取り口まで送って頂き、
本当に有難うございました。
さて、ここからがまた大変。
空港のロビーで、母をベンチに座らせ、
スーツケース、簡易の車椅子を見ててもらい、
自分はレンタカーを借りに行きました。

車を借りて、再び空港へ母を迎えに行き、
いよいよ網走市内へ向かいます。

途中、メルヘンの丘に立ち寄りました。
何度も観た、ここからの景色がとても懐かしい。

網走駅、そして今回の旅の宿は、

その真正面にある、ホテルルートイン網走駅前です。
2年前、母が怪我をする日の朝まで泊まっていた場所です。

実は、母が入院してから自分が泊まっていたのは、
隣りにある東横インでした。
連泊なので、東横インカードもこちらで作りました。
どちらのホテルも自分にとって、思い入れのある場所・・・
母は入院していたので、あまり覚えていないそうです。

ホテルに荷物を置いてから、母に時間をもらって、ひとり散策へ。

右に東横イン。道路を挟んで左がルートイン。

病院の行き帰り、まっすぐホテルに帰るのが嫌で、
わざと網走川沿いの遠回りして、この階段を上がって帰っていました。

穏やかに流れる網走川、時折ウミネコが空を掠めます。

さて、今夜は母の昔の同僚の方と20年ぶりの再会。
美幌から訪ねて来て下さる予定です。

大浴場でさっぱりしたあと、ホテルの居酒屋で先に母と乾杯!

母は自分を産む前、東京・赤坂の某所で働いていました。
その頃母は、羽田に住んでいたそうです。

同僚の方とは、電話やメール、葉書のやり取りはしていましたが、
会うのは20年振り。それも女満別空港で会ったのが最後。
実はその時、自分も妹も一緒でした。

同僚の方は、実は東京の品川のご出身で、ご主人の仕事の関係で北海道に移住されたそうです。
北海道での生活、羨ましくもあるけど、当初はきっと大変だったろうなぁ。
再会後は、ご挨拶と少しお話させていただきましたが、
積もる話もあるだろうし、あとはお二人でごゆっくり。

自分は先に部屋に戻って、ひとり2次会。
網走流氷ビールもあれ以来、懐かしい美味しさ!
母が部屋に戻って来た時は、涙。
「今度はいつ会えるだろう」
歳を重ねると、そんな時間も少なくなってくるのが切ないなぁ。
と思う夜でした。
鬼息子、網走一日目の任務終了(笑)