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2018.5 沖縄

念願の首里城へ!~prologue~

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~prologue~

今回の旅行記では、
・ 起こった出来事をありのままに書く。
・ その時の自分の正直な気持ちをありのままに書く。
という試みをしてみようと思います。

いつもありのままに書いてはいますが、
今回はもっと詳細を、深いところまで掘り下げて書いてみようと思います。

そうすることで、
自分と同じように「鬼息子」な人生を過ごされている方々の
少しでも参考になれたら幸いです。


那覇空港に到着してからのこと・・・

正直、この旅がどうなるかなんて想像も出来ませんでした。
想像出来ないというより、想像したくないという方が正解です。

ただ、どうか何事も無く、無事に旅を終えられれば。
という思いだけで、
「旅を楽しむ」などという余裕は一切ありません。
それは、もちろん覚悟のうちでしたが・・・

そして、
案の定、我々親子の天敵である湿度と暑さで沖縄は出迎えてくれました。
それが嫌で、それを避けるために夏は北海道や奥日光へ足を運んでいました。
3年前のあの事件の時もそうでした。
北海道が異常な暑さに見舞われた中で起こりました。
あのようなことが二度とあってはならない。
自分は、ただそのことに注意することだけに神経を尖らせました。

ただ、こうなると自分は思考能力がほぼゼロ。
レンタカーを予約していましたが、
何しろ初めての場所だったので、どこで受付していいのか探すところから始まり、
まずは、その間に母に待っていてもらう場所の確保から始めなければならない。

やっとの思いで予約していたレンタカー会社のバスを見つけた時には、
すでに自分たち親子を乗せるばかりの状況になっていました。
しかも、バスは目の前に停まっているようで、
横断歩道を渡って、ぐる~っと大回りをしなければならない場所に停まっていました。

これが自分だけなら、ダッシュすれば済むだけのことだけど、
今、目の前にあるのは、足が悪い母と車椅子、それに持って来た二人分の荷物です。

もうどうしようもない。
母にはベンチに座ってもらい、荷物を見ててもらうことにして、
自分がバスの停まっている場所まで行き、先に行ってもらうように説明しよう。

と思って走り出した途端、
「〇〇様~ ○○様はいらっしゃいますか?」
と大声で叫んでいる若い男性がいらっしゃいました。

○○様~とは自分のこと。
自分が予約していたレンタカー会社の方でした。
どうやら、自分たち親子をずっと探していらっしゃったご様子でした。

すぐさま返事をして、今の状況を話しました。
そして、母が待っている場所まで同行して頂きました。

係りの男性は、ベンチに座っている母と荷物たちを見た途端、
「ここまで、営業所の者に車を運ばせましょう。ただ、手続きだけは営業所に寄って頂くことになりますが。」
と言って下さったのです。

沖縄に着いた途端、早速ピンチが訪れましたが、
早速、救世主も現れたのです!

トランシーバーでバスに連絡して、先に出発するように指示して下さり、
更には、営業所に連絡して、車を空港まで配車して下さいました。

何というお心遣い・・・
まだ沖縄に着いて間もないというのに、
早速、沖縄の方の温かさに触れてしまいました。

配車の車を待っている間、レンタカー会社の方は更に、
「お帰りの際は、空港に寄られてから返車しても大丈夫ですよ。」
とまで言って下さいました。
母と荷物を先に空港に降ろしてから、レンタカーを返却すれば、
自分はかなり楽になりますからね。
レンタカー会社の方々のご対応、本当に有り難かったです。

お借りする車が来て、
営業所で手続きを終えて、
やっと、沖縄の旅のスタートです。

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最初に訪れたのは、母が絶対行きたいと言っていた首里城です

まずは、駐車場へ車を止めたいのですが、
第一駐車場は「満車」の文字が。
続けて、第二駐車場へ行くと「空車」の文字。
良かった~

入口に近い、障害者用のスペースに車を止めていると、
早速、係りの方が寄って来ました。
「車椅子をご利用されますか?」
「はい、持参しています。」

車の後部の荷物スペースに搭載している車椅子を下ろし、
早速、首里城へ向かいますが、
行かれた方はご存知かと思いますが、
首里城まではずっと登り坂が続きます。

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母を車椅子に乗せ、首里城の入り口まで来た時には、すでに汗が滴り落ちてくる程になっていました。
この日の沖縄は、梅雨前線の南側に入り、湿度が高く、気温が32度もありました。

とにかく暑い・・・

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自分が息が上がっているのを母も分かって、
「私はここで待っているから、あなただけ行って来なさい。」
と言うのですが、そうはいかない。

こんな暑い所で待たせるわけにはいかない。
というのもあるけど、ここまで来たら、絶対に首里城を見せてあげたい。
何より、あなたがいちばん行きたがっていた場所ではないですか

自分は頑固な性格ですし、もうやけくそです

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何とか首里城に到着
そして休憩(笑)

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城内の冷房が効いた室内で、汗がひくまで休んだ後、
車椅子のまま回って良いとのことでしたので、そのまま城内を見学させていただきました。

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こうして実際に車椅子を押して気がついたのですが、
動線が車椅子でも見学出来るようにきちんと整備されています。

普段の自分ならきっと気がつかないであろう「別の道」が見える。
意外にも新しい発見でした。

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そして、他のお客様から見える自分たちへの目線も違うことに気がつかされます。

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エレベーターで自分たちが乗り降りする間、
ずっとボタンを押し続けて下さったご婦人は、

「私も母を乗せて車椅子を押していたことを思い出します。
行きたいところに行って、美味しいものをたくさん食べて、
精一杯、人生を楽しんで下さいね~」

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あなたがそれを支えてあげてね。
そう言わんばかりに、その方は母ではなく自分を見て仰いました。

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そうすることが、自分への後悔に繋がらないのだ。

そのご婦人が、どこか晴れ晴れとしたお姿でお見受け出来たのは、
きっと、ご自身が納得のいくまでお母様の介護をやり切ったからではないかと、
勝手な推測ではありますが、自分はそんな風に理解をしました。

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再び首里城の正面へ。

さっきは暑すぎてどうでも良かったのですが、
よく見れば今、修復中なのですね。

こうして何度も修復して、今に至るまで人々を魅了し続けてきたお城。
どこか、人間の人生と被さるところもあるように思えてなりません。

自分は、母がしたいと思うことは、出来る限り実現させてあげたいと思う。
少々、無理難題なことでも、そんなところも人生だからと思えるからです。

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帰りは下り坂だから楽!かと思いきや、車椅子のブレーキを掛けながらだから、
案外、下り坂の方がきつかったりします。

人生もそうだと思う。
優しいことに傷ついたり、叱られていることに助けられたり・・・

そろそろお腹が空いてきたので、ランチを食べに行きましょう。


首里城 国営沖縄記念公園
場所:沖縄県那覇市首里金城町1丁目2番地
ホームページ:

(地図は、Google mapsさんより、リンクさせていただきました。)

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