近況のご報告

撮影:2019/11/17 埼玉県鎌北湖にて
大変ご無沙汰しておりました。
父が約2ヶ月前、突然に歩行困難に陥り、
元々患っていたリウマチが悪化したと思い、
大学病院の主治医の先生のもとに連れて行きました。
その時、主治医からは、
足の痛みが取れれば歩けるようになると思います。
と言われ、痛み止めのみ処方されました。
ただ、現状はトイレにも行きづらくなり、
結局、オムツを着用するようになって、
初めは自分で出来ていたのですが、
そのうち自分で取り替えることも出来なくなってしまい、
母が交換するようになってしまったのです。
こちらでは、もう散々綴ってまいりましたが、
その母も足に重度の障害をかかえています。
このままでは手遅れになってしまうと思い、
その週の土曜日に、町役場の福祉課へ相談しました。
現状のお話をきいて頂いた結果、
すぐに介護保険の申請をしましょう。
ということになりました。
審査日は10月31日。
介護保険を適用させて頂けるかの審査までも10日以上ある。
父もそうであるが、母の体力、精神力も大丈夫であるか心配になりました。
痛み止めだけでは一向に良くならない父は、
(今思えば当たり前だと思うが)
大学病院での検査が始まり、
1つの検査がある度に、寝ている父を抱き上げて、
玄関の前の階段を降り、車に乗せ、
病院に着いたら、抱き上げて車椅子に乗せて、
診察や検査が終われば、またその逆の行程をして・・・
何度、家と我が家を往復したことでしょう。
なぜ、父は入院して検査をして貰えないのか?
疑問に感じながらも、その時はただ目の前のことを熟すことで必死でした。
会社員は平日仕事だということさえも、
全然お構いなしなんですよね?
1日や2日ならともかく、
火曜日にCTの検査をして水曜日に診察とか、
何とか1日で済ませるようにして貰えないんでしょうか?
そんな頃に台湾旅行の予定が入っていて、
キャンセルしようか直前まで悩みましたが、
色んな方が後押しをして下さり、
自分のいない間は妹が来てくれたりして、
台湾旅行には無事に行ってくることが出来ました。
が、
こんなにも心の底から思う存分楽しめなかった旅行は初めてでした。
いつもどこかに家のことが頭を過り、
しきりに妹と連絡をやり取りして、
帰国して成田に着いたときは、
ホッとしました。
いつもなら、帰って来たくなかったな。
と、テンション下がりっぱなしなのですが。
その後も、色んな検査が続き、
さすがに平日を休み続けるわけにはいかなくなり、
近くに住む親戚のおじさんに通院をお願いした日もありました。
いったい何が原因で父は歩けなくなったのか?
分からないままモヤモヤする日々が続き、
このままでは、毎日家で付き添っている母の具合も悪くなってしまう。
と危惧していましたが、
11月22日、その日は訪れました。
朝起きると、町役場からの封書が届いていました。
介護保険の適用が認められました。
実は一昨日は、別の用事で休みを取っていたのですが、
きっと、平日に出来ることが多いはず、
と思い、
早速、最寄りの福祉施設に電話をしたところ、
「本日、朝9時半でしたら、お話をお伺いすることが出来ます。」
とのこと。
このチャンスを逃したら、対応がまた遅くなる・・・
着の身着のまま相談に伺い、
今の状況をお話したところ、
さすがに様子がおかしいと察して下さり、
系列のホスピタルに診察の手配をして下さいました。
「明日明後日もお休みですか?
では動けますね?
手遅れになってからでは困ります。
一刻も早く進めましょう。」
と言って下さったのです。
実は、別用で不在になるので、
妹も呼び寄せていました。
妹も母、嫁、会社員を熟す多忙な日々ですが、
休みをとって来てくれていました。
妹を駅まで迎えに行ったところで、
車の中から大学病院の主治医のところへ電話をして、
情報提供を依頼するも、あっさり断らえました。
その旨を福祉施設の担当者様に連絡すると、
では別の方法を考えましょう。と。
折り返しの連絡を待つ間、
当初予定していた別用のところへ車を飛ばします。
その場所に着いたところで、折り返しの電話がきて、
1時間後に父を連れてホスピタルへお越しくださいとのこと。
急いで帰宅して、父を連れてホスピタルへ。
結果、父はそのまま入院することとなりました。
そして、そこで検査をして、歩けなくなった原因もあっさり分かったのです。
それが原因でスイッチが入ったのか、
父はその頃から痴呆の症状もれるようになりました。
父には病院で治療に専念してもらいたいと思います。
2ヶ月という時間がとても長かったように感じます。
平日、仕事に行っている間、母はさぞかし大変だったことでしょう。
本当にありがとう。
そして、お疲れ様でした。
あえて、病気の原因はここでお話することは控えさせていただこうと思いますが、
これで終わりではなく、
これからがスタートだと思って、
家族でこの困難を乗り越えていこうと思います。

あんまり思い詰めてもと思い、時間を作って行った紅葉狩り

あんなに暑かったのに、いつの間にか秋が深まっていく・・・
金曜日の夜は、一青窈さんのコンサートに行きました。
父が歩行困難になる前に取ったチケットで、
こちらも行くのをやめようか迷いましたが、
やはり妹に助けてもらって行くことに。
実は、自分と言うより、母がとても楽しみにしていたので、
出来れば行きたかったのです。
そして、頑張っていれば良いこともあるもんです。
何と!
一青さんに握手してもらうことが出来ました

握手と言うよりは、
ハイタッチの時に手を握ってもらうという感じでした。
母に至っては、肩を抱き寄せて耳を傾けて、
母のつぶやきまで聞いてくださったのです

これ、もちろんライブ中の話なんですよ~
一青窈さん、
優しくて素敵な方です



それが、数々の曲の歌詞にも表れているような気がします。
『うんと幸せ』

歌詞(★)
福岡旅行記、台湾旅行記、
徐々に再開していきたいと思います。
今日は、長々と綴ってしまい申し訳ございませんでした。