香港が香港である限り・・・
少々お聞き苦しい箇所があります。
そんな個人的な意見なんか聞きたくないという方、
今日はスルーしていただきます様、お願いいたします。
いつも我儘ばかりで申し訳ございません・・・
(以下本題)
中国当局が7月1日から施行し始めた「香港国家安全維持法」。
いったい香港はこれからどこへゆくのか・・・
自分は香港人ではないので、
蚊帳の外からだったらきっと何とでも言えると思うのですが、
遠くからなりにも思うことはたくさんあります。
けど、そのことについてここで何かを言うのはやめておきます。
あえて言うとしたら、
日本って本当に幸せな国だと思います。
(これはたっぷり皮肉も込めて)
民主化デモの“女神”と称された日本語が堪能な周庭さんは、
国安法が可決される前日の6月30日に所属していた民主派団体からの脱退を表明しました。
彼女のツイッターの最後の言葉は、
「絶望の中にあっても、いつもお互いのことを想い、
私たちはもっと強く生きなければなりません。
生きてさえいれば、希望があります。」(一部を抜粋)
また、
その2日前に残した言葉は、
「香港で自由や民主主義のために戦う人たちは、
自由や命を失うことも考えないといけないということが、本当に悲しい。
私も、たくさんの夢を持っているのに、こんな不自由で不公平な社会で生き、
夢を語る資格すらないのか。これからの私は、どうなるのか...
いつかまた日本に行きたいなぁ。」
「日本の皆さん、自由を持っている皆さんがどれくらい幸せなのかをわかってほしい。
本当にわかってほしい...」(一部を抜粋)
※周庭さんTwitter : Agnes Chow 周庭 @chowtingagnes
海外では本当の自由を求めて若者が命を懸けて活動しているというのに、
今の日本は自由という名目を履き違えているようにしか見えません。
自由を自分たちの都合の良いように利用して、
その自由が効かなくなると権利だけを主張する・・・
あぁ、日本って本当に幸せな国です。
(たっぷり皮肉を込めて。
でもこれは、あくまでも個人的な意見ですのでご了承下さいます様、
お願いいたします。)
自分たちが本当に心配しなくてはいけないのは、
香港じゃなくて日本なのかもしれません・・・
自分が初めて香港を訪れたのは、
今から15年前。

2005年4月、人生初めての香港。
とにかく夜景が素晴らしくて感動しました!!

翌日、ほぼ同じ場所から。
以後、何度となくこの場所からこの光景を目撃することとなる・・・
韓国以外の初めての外国が香港でした。
当たり前ですけど、
韓国とは何もかもがまったく違っていて、
また新しい衝撃を受けました。

2009年4月、3度目の香港へ。(※旅行記はこちら ⇒ ★)
ビクトリアピークからの眺め。

香港へ行くととても元気になれます。
アジアのパワーって本当にすごい!!
誰もが生きるために必死であることが伝わってきます。
本来、人間ってそうであるべきで、
我々が見失ってしまったものを探しに行くには、
本当に最高の場所だと思う。

2013年11月、4年半振りの香港へ。(※旅行記はこちら ⇒ ★)
こんなに綺麗な夕焼けに出会えて最高でした!!
香港通の方に色々とご案内して頂き、
嬉しさのあまり体調が悪くなってしまった苦い思い出があります^^;

2014年4月、前回が不完全燃焼だったため、リベンジ香港へ。(※旅行記はこちら ⇒ ★)
念願の北角では2階建てトラムの先頭を独占しました^^;

トラムの終点、筲箕灣で地元の方々に混じって市場を歩きました。
旅行中ずっと雨でしたが、晴ればかりが良いわけでなく、
雨の街歩きも趣があることを教えてもらった記念の旅となりました。

2015年3月、4泊5日というやや長めの香港旅行へ。(※旅行記はこちら ⇒ ★)
テレサ・テンが香港時代を過ごした場所、赤柱(スタンレー)へ足を延ばしました。

旅の後半では初めて新界へ。
元朗で軽便鉄道に乗ったことは忘れられない思い出です・・・

2016年、4月、Kっちゃんと香港へ。(※旅行記はこちら ⇒ ★)
ディープな港町、西貢へ冒険旅行をしました♪
こうして振り返ると、
ベタな香港旅行に始まって、
後半は香港の郊外への旅へと繰り出すようになりました。
直近の2018年1月の旅では、
とうとう香港島の裏側、香港仔(アバディーン)の黄竹坑に宿をとるようになりました。
この旅から2年半、香港から遠ざかっていますが、
この次行くときには、自分の目には香港はどんな風に映るのだろうか・・・
国安法は外国人にも適用されるそうで、
気軽には行けなくなってしまうような気がしてなりません。
(※ 国安法は外国人にも適用 「読売新聞」オンラインより)
今、この瞬間も香港は生き続けています。
香港が香港である限り・・・
(追伸)
そう、
民主化運動で思い出すのがテレサ・テンですよね。
香港に纏わる思い出もたくさんあります。
ちょっと前に素敵な番組を拝見させて頂いたので貼っておきます。
彼女が生きていたなら、
今の香港をどう思うでしょうか・・・
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