日帰り奥日光の旅(1) ~草木ダムへ~

晩夏の草木ダム
怒涛の四半期決算が終わり、
連日の残業と休日出勤の日々が終わりました。
幸いにも新型コロナウィルスには感染していなかったようなので、
久々の旅行記を。
およそ1ヶ月前の9月中旬、
この日から自分は遅い夏休みが始まりました。
何年振りかの9連休。
ニューヨーク旅行も無くなり、
北海道旅行もキャンセルしました。
こんなに長い休みだけどどこにも行けない・・・
働くだけ働いてどこにも行けないもどかしさが募っていましたが、
自分以上に母に異変が起こっていました。
会社から帰宅すると、
母は首をもたげて下を向き、
どこか1点を見つめて何か考え事をしているような、
そんな光景を度々見るようになっていました。
まるで父が亡くなった事と引き換えにしたように、
コロナは猛威を振るい始め、
世の中は不要不急の外出が出来なくなりました。
それから1年半ものあいだ、
母はほぼ毎日家に一人で引きこもっているのです。
それでも昨年は何度か日帰り旅に行きましたが、
今年に入ってからはどこにも行っていません。
まだ緊急事態宣言は解除されていないけど、
このままコロナが収まるのを待っていたら、
その前に人間が駄目になってしまう・・・
どこかへ連れ出して気分転換をさせなければ・・・
自分たち親子にとっては「要」で「急」でした。
夏休みと秋の行楽シーズンの間の平日だったら人も少ないだろう。
場所はやはり奥日光がいい。
車であれば感染リスクも少ないだろう。
思い立ったが吉日!
早速、明日行こう!
休みの前日の会社帰りにそう決めた自分は、
車を点検してガソリンを満タンにしました。
そして帰宅してから母にそう告げると、
母はビックリしていましたが、
その日は早めに就寝しました。
翌朝は3時半に起床し、
4時に出発。

群馬県の草木ダムには6時前には着きました。
関東のダム群がどこにあるのか一目で分かる地図です。
2年前に来た時は早朝でもたくさんのライダーがいましたが、
今日は誰もいません。
埼玉北西部の我が家からは、
奥日光へ行くならばこのルートがいちばん行きやすいです。

わたらせ渓谷鉄道はこの付近はトンネルの中です。
以前立ち寄ったことのある沢入駅(2019/09/07)はこの先にあります。

大好きな街、足利にも流れる渡良瀬川(2020/11/01)水系のダムです。

ここにもあります!ダム名物ダムカレー!

まだ9月中旬でしたがすでに冷たい空気に包まれていました。
奥日光まではもう一息!