日帰り奥日光の旅(4) ~光徳沼から金精峠へ~

いつも泊まっている日光アストリアホテル(2019/09/16)は木々の向こう。
今年は泊まらない分、あそこまでの距離を感じます。
また必ず夏の終わりにここに来たいです。

光徳牧場も夏の終わりの風景。

盛夏を過ぎて、涼しいそよ風が揺らす木々の音だけがそっと響きます。

「またいつか」と言っていた光徳沼に2年後立っています。
その時不安だった「何か」。
その後、父は見る見るうちに衰えていき、
そして亡くなりました。
その後はコロナ。
何となく心のどこかで「予感」していたのかな。
こんなにも早くここに来るとは。
いいえ、
もっともっと早くここに来たかったんだと思います。
早くここに来たかった・・・

夏と秋の紅葉シーズンの間で自分以外誰もいません。
盛夏は過ぎたばかりだというのに、
水は5秒と浸していられない程冷たく、
まるで氷水のようです。
それでも何度も手を浸して、
体の中の「何か」が流れていくように念じます。
すると、
体からスーッとその「何か」流れ出ていき、
頭や肩が楽になっていきます。
「もう、そんなに頑張らなくていいよ。」
そんな事を大自然に言って貰っているような・・・

金精峠から来た道を振り返ります。
「またいつか」
ではなく、
「また来年」
でありたいと願う。

日帰り旅ではありましたが、
ずっと外出していなかった母の元気が戻り、
「要」の「急」で行って良かった。
奥日光は今頃、紅葉真っ盛りの頃でしょう。