冬散歩

真冬の関東平野はいわゆる冬型の気圧配置になると、
カラカラに乾いた強めの北風が吹いてとても寒いのですが、
冬型が弱まると風も収まり、
雲ひとつない真っ青な青空のもとではポカポカと暖かい日差しが差し、
絶好のお散歩日和となります。

一応はマスクをして家を出るのですが、
あまりにも田舎過ぎて人とすれ違うことも無いのを確認すると、
マスクを外し何度も大きく深呼吸します。

収穫されない柚子の上には一筋の飛行機雲。
大勢の人が乗った通勤電車の車内であったり、
会社のフロアや買い物のスーパー、街中など、
マスクの中から申し訳なさそうに息をする生活が続いていると、
大きく深呼吸することを忘れてしまいます。
たまには誰にも気兼ねなく思いっきり深呼吸しないと、
気持ちが折れてしまいそうになります。
散歩はそれを解消してくれる一番の方法だと自分は思っています。

どこまでもどこまでもただひたすら歩く・・・

そういえば正月散歩で見た狼狽の木はどうなったかな?と寄り道。

大寒から立春へと暦を追って「まだかな、まだかな」と頭の中で春を探します。

別の日は一昨年の秋に訪れた和紙の里へ。
(※晩秋の武州旅*東秩父村「和紙の里」(★))

小学生の社会科見学のご一行以外は人もまばらで、
平日の昼間は至って静かでした。
一昨年ここで買ったお菓子を急に食べたくなって買い出しに来ました。

「集合!」の合図で小学生たちがお弁当を食べる時間だと知り我々は退散。

こちらのベンチお空けしますね。
散歩に付き物の冬の歌。
暖かい冬の午後に思い出す曲。
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