奥日光から霧降高原へ<2022 夏休み>

先程まで降っていた雨でどんより雲が立ち込めてる中禅寺湖。
雨の奥日光は意外にも初めてかも。
車を買い替えて初めての遠出。
以前よりも更に小さくなったので大丈夫か心配しましたが、
ここまで順調に走ってくれました。
急こう配のいろは坂も何のその。
下界も涼しくなったせいか、
高原に来た時の涼しさの恩恵をあまり感じられず、
むしろムシムシ感さえ感じました。
人間ってホント贅沢。
(いや、贅沢なのは自分なんだが・・・)
曇りなのでいつもの半月峠に行くのを断念して、
光徳へ直行しました。

ここに来るとホッとします。日光アストリアホテル。
今年もここには泊まらないのが何となく寂しい。
もっとコロナが落ち着いたら泊りに来よう。
いつもと変わらぬ姿で佇んでいてくれてありがとう。

光徳沼へ。
氷のように冷たい水に手をかざし想いを流します。

今日も人ひとりいなくて自分だけの世界。
時折吹く晩夏の風のざわめきだけがそっと耳から聞こえます。

無音の世界。
日々雑音の中で生活していると、
この静けさがどれだけ有難いか身に沁みます。

牧場は数年前に閉鎖されたと耳にしました。
どうりで牛さんたちの姿が見えなかったわけだ。

赤とんぼがそっと羽を休めています。
自分は晩夏の高原がいちばん好きです。
夏の終わり。
あんなに暑かった夏が、
潔く次の季節へ移り変わろうとしている様は、
他の季節では感じられない、
何とも言えない気持ちになります。

恒例のゆばコロッケ、餃子コロッケで軽い昼食。
今日の目的地はここでは無いので先を急ぎます。
初めて下りのいろは坂を体験。
上りが新道で楽だった分、
下りは旧道なのでカーブがキツく運転も大変でした。
次回からはいつも通り金精峠を越えて群馬県側から帰ろう。
ナビを設定したら、
霧降高原を通るルートを選択していたらしく、
せっかく下ったのにまた登り坂へ。
車が耐えられるか心配・・・

何と中禅寺湖畔よりも高い!
今日は登っては下り、登っては下りですが、

お蔭様で素晴らしい景色に出会うことが出来ました。
雲の上の世界。
そう、
これより下は暑い雲に覆われていて、
その名の如く霧で数メートル先が見えず、
突然目の前に対向車が見えたりで、
運転にはとても気をつかいました。

栗山村まで来て小休止。
個人的に憧れている土呂部は反対方面で今回は時間も無いので行けませんでした。
関東の寒冷地ベスト3を挙げるならば、
群馬県嬬恋村田代、先程の奥日光、そして栗山村土呂部。
気象オタクならこの地名は有名ですよね。
いつかリベンジしたいです。

川治ダムまで来ました。
本日の宿まではもうしばらく走ります。