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日韓オープンスカイに向け航空当局間協議

日本と韓国の航空当局間協議が12月21日、22日の2日間、東京で開催。首都圏空港を含めたオープンスカイの実現に向けた交渉が焦点。運航地点や便数などの制限がなくなることで、さらなる増便につながる可能性がある。また、成田空港の発着回数30万回に向けた方針にあわせ、中期的な見通しについても話し合うことになりそうだ。なお、現在、日本/韓国間は旅客便が598便、貨物便が24便の週622便が運航されている。協議の中で格安航空会社(LCC)などの新規参入についても方向性が示されれば、大韓航空(KE)の子会社ジンエアー(LJ)など振興航空会社の日本就航も現実味が増すことになる。
韓国からは今年1~10月だけで204万人(推計値)が日本を訪れている。日韓路線は今後も安定した航空需要が見込めることから、日本は最優先で合意を目指したい考えだ。


≪参考≫
※ 国土交通省/報道発表資料
※ ジンエアー
※ ジンエアー(ホームページ)《韓国語》


国土交通省は22日、成田空港の発着枠が年27万回に引き上げられる2013年夏に、韓国の航空会社の同空港への乗り入れを自由化すると発表した。一方、日本の航空会社も同時期に韓国・仁川空港に自由に乗り入れできるようになる。21、22の両日、都内で行われた日韓航空協議で合意した。日本は既に韓国との間で、航空会社が路線や運賃などを自由に設定できる航空自由化(オープンスカイ)協定を結んでいるが、発着枠に余裕のない成田、羽田と韓国の仁川、金浦の各空港は対象外となっていた。今回の合意により、両国間でのオープンスカイの対象外は羽田と金浦だけとなる。
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